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■ 野菜と土とミネラルの話

良い土で育った、良い野菜を食べて、ミネラルを摂取します。

「地球のお医者さん」平井孝志先生のお話からまとめてみました。

 

■ミネラルのはたらき
 ミネラルとは、鉄、マンガン、銅、亜鉛、などの鉱物資の微量元素のことです。身体を作っている元素の0.04%ほどに過ぎないのですが、種類は43種類に上ると考えられ、それぞれが大切な役割を担っています。身体の70%を占める水を活性化させるのはミネラルの重要な働きです。また、酵素や酵素の女房役のビタミンが働くためにもミネラルが必要です。さらに、体内の化学物質や、電磁波までも退治するという、すばらしい働きを持っています。ミネラルは命にとってそれほど重要なものなのです。
■土からミネラル
 私たちは主に野菜を食べるという形で土からミネラルを得ています。ところが、科学肥料と農薬を使った土壌から採れる野菜は、見栄えは良いのですが、ミネラル含有量が激減しています。その証拠に、にんじんや大根などを長く放置しておくと、昔は徐々に水分が抜けてひからびてきたのに、最近のものは悪臭を放ってどろどろと腐ってしまいます。
■土の中の助け合い

平井孝志先生

微生物的環境技術研究所主幹
  地球に生命が誕生して以来ずっと命が続いているのは、土から生まれたすべてを土に還してきたからです。地球上には約1万種、数で言えばスプーン1杯の土の上に、何億という微生物が共生していて、落ち葉や動物の排泄物や死骸を分解し、土に還してくれています。
 また、微生物は植物の根にたくさん群がって、分泌される様々な栄養素をもらい、根は微生物が出すアミノ酸、ビタミン、ミネラル等を受け取っています。相互に足りない物を交換し合い支えあっている関係が、土の中に広がっているのです。「食べるということは、そんな助け合いの輪の中に入るということなんですね。
■微生物も人間も食べ過ぎに注意!
 ところが、化学肥料だけでは「発酵型」と言われる肥満児の微生物ばかりが増えて地力が低下してしまいます。「発酵型」の微生物は、ご馳走が大好きで、美味しいところだけを食い散らかして、あとは休眠したり死滅してしまうのです。たらふく食べて、あとはごろごろ寝転んでしまうようなものです。
 その一方で、発酵型の食べ残した少ない栄養分でつましく生活している「低栄養型微生物」は長期的かつ持続的に地力を保ち、植物に養分を補給しています。自然界とは低栄養の環境に順応して微生物が進化してきたと言っても過言ではないのです。
 私たち人間にとっても、腹八分目で"粗食"が健康に良いということは、こうした"先祖である微生物"の姿を見ても良くわかりますね。
 
 

 

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